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 運転者のプロフィール

青 山 良 孝 (あおやま よしたか)
1951年2月横浜市生まれ 世田谷で育つ。
小、中、高とすべて『玉川』の名称の付く学校を卒業。ただし、都立玉川高校は廃校となり現在は世田谷総合高校となっている。
飲食店勤務ののち、開業資金を貯めるつもりでタクシー業界に入ったものの、1973年末のオイルショックで貯蓄どころではなくなり、そのままズルズルと運転手を続けることに。気が付けば個人タクシーの受験資格が整っていたので、1988年に個人タクシーの免許を受け8月に開業、現在に至る。

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2016年8月17日(水)
くつろぎました

駒ケ岳・千畳敷カール

軽井沢・白糸の滝

 8月6日から4泊で家族と旅行に行ってきた。リンクページにも載っているペンション『雅樹雅』に3泊、伊豆高原の『花の雲』に1泊してきた。
 清里にある『雅樹雅』へは、行きだしてからかれこれ16,7年になる。
 障害を持った方には過ごしやすいバリアフリーの小さな宿だが、元看護士の奥さんと都内のホテルで修業を積んだオーナーシェフのご主人のお二人プラス、最近は2人の息子さんのうち一人はアルバイトとしてお手伝いしているといったようなスタッフで切り回している。
 宿泊客に寄り添うような優しい応対と、きめ細やかな心遣いを感じさせるこの宿を私は大いに気に入っており、加えて味には少々うるさいと自負している自身の舌をいつも満足させてくれるので、毎年おじゃましているというわけである。
 『じゃらん』だったか最初に旅行雑誌を見ていったときは、まだ清里ブームが続いていたころだったと記憶しているが、年々さびれていくように感じていた。
 今回も滞在中に近くの萌木の村でバレエの公演を行っていたが、そうしたところやポールラッシュ博士で有名な清泉寮などはかなり賑わっているものの、数年前にSLを据え付け美しく整備された清里駅前に続く通りはすっかりさびれ、オンシーズンの日曜日というのにシャッターが閉まったままの店や、貸店舗、売家の看板が目立った。
 そんな状況下でも、この宿は私たちがいた間は4室が常に埋まっていたのでほっとしたのだが、やはり前述した魅力がそうさせるのだろう。
 毎年この宿を拠点に、長野のあちこちに足を延ばして楽しむのだが、今年は2日目に木曽駒ケ岳、3日目は軽井沢方面へとドライブした。
 駒ケ岳ロープウエイで山頂近くまで登り、中央アルプスの山々と千畳敷カールの壮大な眺めを堪能したが、ロープウエイの駅までの往復は一般車が通行止めで、専用バスで行き来する。くねくねと曲がっているすれ違いのできない山道をすいすいと登り、無線でやり取りして待避所で待機している向かいのバスとすれ違う手はずの見事さに唸ってしまった。
 「内緒で通行止めを無視して入ってしまおうか」なとどという考えが頭をよぎったことを、つくづく反省させられた。
 軽井沢の白糸の滝は、落差こそ3−4メートルと小さいものの、糸を垂らしたような見事な美しさだった。「白糸の滝」と命名されたものは各地にあるようだが、私が過去に行ったことのある富士宮のそれと比べれば壮大さは劣るものの、静かなたたずまいといった感じがいい。
 帰りは軽井沢の別荘地から駅に抜ける通りを走ったのだが、さすが軽井沢。清里がブームを過ぎさびれているのと対照的に多くの観光客で賑わっていた。
 地域を挙げて懸命に振興に取り組んでいる清里がなんだかいじらしくかわいそうな気がした。
 4日目に伊豆高原へ行く途中に寄った忍野八海は、相変わらず中国系とみられる観光客でごった返していたが、40年近く前にタクシー仲間と訪ねたころから比べるとその変化と賑わいに圧倒される。富士山の世界遺産登録が大いに貢献しているのだろうが、いつまで続くのだろうか。
 その夜泊まった『花の雲』には少々がっかりさせられた。部屋付きの露天風呂にしても、洗面所などのつくりにしても、何か無理してこしらえたような感じがするのだ。
 そして料理もそれほどうなずけるものではなかった。もっとも、この宿が売りにしている1泊5万円の別荘・離れではなく、その半分程度の値段の部屋だったためか。
 中途半端な金額じゃあこんなもんだ、とあきらめた。
 まあ、久しぶりにくつろいだ。さあ、また蒸し暑い都会に戻ってあくせくするか。

個人 青山タクシー

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